わたしを知るもの好きがたり

「わたしを知る」をテーマに自由に書いています。

月刊ヌースエキスプレス#1 「ヌーソロジーと哲学 1」

ヌーソロジーに哲学はかかせない。
哲学は大学の教養課程で1年受けたきり。当時は単位の為だけの、さらっとした講義を聞き、スピノザライプニッツに少し興味が湧いた記憶というはあるものの、深くは学ばなかった。
ヌーソロジーを学ぶ過程で、スピノザ の『エチカ』や『知性改善論』、ドゥールーズ『スピノザ 』に挑んだがまったく歯が立たず、『エチカ』にいたっては日本語とさえ思えなかった。
スピノザの入門書とamazonレビューで紹介されていた、上野修スピノザの世界―神あるいは自然 』は理解することができた。間をあけて3回読み、3回とも感極まって泣いた。新書を読んで泣くなんて・・・と思ったこともあったが、この本のおかげでスピノザ に親近感と尊敬の念を覚えることができた。スピノザ のいう神の意味がやっとわかり、「神」という文字面に抵抗し、誤解していたことをスピノザ に謝りたい気持ちになった。
昔から「神・仏・愛」という言葉にとても抵抗があった。これらの言葉の裏に何か交換条件を求められているように感じてしまうからだ。それが『人神』との出会いを遅らせた要因だ。

動画は大変わかりやすく、続きがとても楽しみ。さて、スピノザ は取り上げられるのだろうか・・。