わたしを知るもの好きがたり

「わたしを知る」をテーマに自由に書いています。

飯田幸代さんのQHHTセッションを受けた!

飯田幸代さん(https://www.mitrahabano.com/home)のQHHTセッションを受けた顛末、感想等をまとめてみる。

8月下旬、私は自らを思考の檻に閉じ込め、感情の沼に溺れてもがいていた。あまりに苦しくてこのままではヤバイという自覚はあった。「誰かに助けを求めたい」と思った時に浮かんだ顔が幸代さんの顔だった。ヌーソロジーサロンやΦさんの物理教室でご一緒していて、セッションをされていることは知っていた。

8/29。最も早い10/31のセッションを申し込んだ。とても人気があって2ヶ月待ちだった。お返事によると10/31はタッチの差で埋まってしまったが、9/19にキャンセルが出たという内容だった。
「早く受けられる!」希望が叶い、驚いた。“なるようになってる”という根拠のない感覚もあった。セッションの詳細を読み「当日、質問リストをお持ちください」、「カフェインを控えてお越しください」という文言が目に入ると、翌日9/1から準備期間として色々取り組もうと思い立った。

幸代さんのHPに『QHHT®は、サブコンシャス(自分の情報をすべて内包している存在)と自分自身が繋がり、直接対話をする催眠メソッド』と説明があるように、セッションは私が催眠状態に誘導され、サブコンシャス(ハイアーセルフと考えていいらしい)と共振しメッセージをもらうという内容だ。
ガチガチ左脳人間の私は「私、催眠状態に入れるか?大丈夫かな?」と不安になった。その不安を払拭するために、ヌーソロジーのいう「人間の外面」、つまり無意識方向へ意識を向けられる手助けになるものは何かと考え、以下のことを実験をすることにした。

①ネット/SNS/TVに極力繋がらないようにし、自分に集中する。もちろんアニメも見ない。先送りできない場合(録画がない物理教室、急ぎの用事etc.)はOKとする。
②肉/魚/卵/乳製品を食べない。
③カフェインをとらない。コーヒー紅茶を飲まないついでに、甘いものを食べない。
④思いついたこと、浮かんだことを日々その場でノートに書き留める。
ネット等に繋がらないことでできた時間は、アナスタシアや辻麻里子さんの著作、スピノザ の入門書を読む時間に充てた。

この中で一番最初に禁断症状が出たのがTwitterだった。4日目あたりから気になり始めた。無理もない。半田さんのツイートを読むことが10年来の日課になっていたし、気になるものは気になる。我慢するのが苦痛になり、9/10以降はチラチラっとツイートを読んだりした。「Twitterはしない」ことを貫けなかったが、そのことで自分自身を責めなかったのは逆に自信につながった。
そのほかのことはセッション当日の9/19まで続けることができた。意外だったのは、お菓子を食べたいと全く思わなかったことだ(無類の甘い物好きの、この私が‼︎)。何か食べたくなったら素焼きのミックスナッツをつまんでいた。この先も食べたいと思わないのかもしれない、と今書いていて思う。他には大好物の納豆卵かけご飯が無性に食べたくなったり、後半立ちくらみが数度起きた時に「ラムももが食べたい」とつぶやいたりしたが、我慢している感じや苦痛感は全くなかった。

セッション当日。台風が近づいていたが雨にも降られず幸代さんの部屋までたどり着いた。幸代さんの印象はzoomでお見かけした感じと違っていた。華やかな印象だったのだが、穏やかな優しさが際立っていた。初めての場所だと緊張しがちなのに、居心地よく感じられて、ほっこりした気持ちになった。

事前インタビューは占星術のプチオプションもつけたので約4時間。ずっと喋りっぱなしだった。この私がよくこれだけ喋れたものだと今は思う。あちこち話が飛び、途中泣きながら話を続けた。一時強い雨風が窓を叩いたり、明るい日差しが射したりと、安定しない空模様とリンクしてる感じさえした。思ったことをそのままさらけ出して話すことができたのは、幸代さんのお陰だ。彼女のニュートラルな姿勢や懐の深さが私を安心させた。ホロスコープ の解説もわかりやすくて自分の持つパターンを知ることができた。

いよいよ催眠の時間。ベッドに横になったって彼女の声に耳を傾けた。それほど深く入っていないような感じも受けていて、イメージが見えるのかと少し心配していたが…見えた。目の前のことをただ話していく。そして後半はサブコンシャスが彼女の質問に答えていくというスタイルだ。大きく心を揺さぶられることが何度もあり、その度に泣いた。私のテーマは一貫していた。サブコンシャスから「傲慢だ」とお叱りを受けたが、愛されていることを強く実感できた。

催眠から目覚めベッドから起き上がるときに「本当に催眠に入ってたのか?これって作ってないか?茶番じゃないだろうか」という疑いの思考が頭をよぎった。“あるある”らしい。振り返りの時間になって、私が持参した梨を幸代さんが皮をむいてくださって二人で食べ始めた。一切れ目を口にした時、甘くなくて水気もほとんど感じられなかったので「今回の梨はハズレか〜」とショックになった。「かおり」という名前の梨で、美味しい時はとびきり甘くてジューシー、大好きな品種だ。今年初めて見かけたのでグラウンディングの際の食べ物として持参した。栽培が難しいらしく確かに品質は安定しない印象があった。しかし「ここまで美味しくないとは・・・」という私の動揺をよそに、幸代さんは「美味しい♪」と食べている。気を使ってくれているのだろうか、と思いながら二切れ目を一口、二口と食べ進めていると、突然とんでもない甘さと果汁が溢れた。「甘い!私、催眠入っていたんだ!」と気がついて大声を出していた。疑い深い私に対してのサブコンシャスの手配だと気がついた。

セッション終了時に催眠部分を録音したものを頂くのだが、今回は幸代さんが切り忘れていたらしく振り返りの時間も録音されていた。当日の夜そのことについてサブコンシャスから「あれはね、梨食べてたら人の話なんか聞けないでしょ。食べることに集中しているから。だから、だよ」と言われた。確かにメモをとってなかったと途中で後悔していたから録音されいて嬉しいと思っていた。それに翌日に録音を聞いた時、梨の甘さに気づいて大声を出している自分の声を聞いて、やっぱり催眠に入っていたんだと妙に納得していると、「でしょ?」といたずらっぽく話かけられた。

QHHTセッションを受けると決め、準備期間に自分と向き合い、セッションを受け、録音を聞く。この一連の流れ全てがサブコンシャスが私のために用意してくれたもの。準備期間中にいくつも答えが見つかったものもあったし、既に対話していることもわかった。それら全てを私は楽しんで取り組めたことが、とても嬉しいし大きな自信に繫っている。今までも、これからも一緒にいてくれることが実感できた貴重な経験だった。
幸代さん、本当にありがとうございます。