わたしを知るもの好きがたり

「わたしを知る」をテーマに自由に書いています。

終わり 〜ヌーソロジー以前③

1989年12月から始まった一連の経験について、だんだんと私の中で考えがまとまっていった。スピリチュアルや心理学の分野を知ったことが大きい。
1991年、浪人して予備校に通ったとき、大型書店で精神世界のコーナーに出くわし、こんなジャンルが世の中にあるなんて!!とドキドキしたのを覚えている。勉強そっちのけで、その手の本に熱中した。勉強が嫌いな私に受験勉強なんて無理だ。マークシートだけでなんとか引っかかった大学の授業にもあまり興味は持てず、スピや心理学の本ばかり読んでいた。

当時の私が考えていたこと
・意識が違う。空間の見え方も違う。意識の違いが空間の違い。
・いつもの私と考え方、物事の捉え方、気持ち・気分がまるっきり違う。
・目の前すべてが私。私は不動で世界が動く。
・自分から経験できないのはなぜか。自己成長の必要があるのか。
・潜在意識のさらに下の無意識の世界なのか。ハイヤーセルフか。

終わりはいつという明確な記憶はない。1996年、気づいたときには、もう起こらなくなっていた。その年の初めに起きた個人的出来事で、真っ逆さまにダークサイドに落ちた(‼︎)のが理由だと思っていた。
1年以上生活は荒んだし、その後もずっと心に引っかかり続け、そのうち蓋をして見ないことにした。蓋を開けて向き合い、心が穏やかでいられるようになったのは、22年後、2018年になってからだ。